はじめに|「このまま働き続けていいのか」と思った
40代になって、ふと考えるようになりました。
「このまま、ずっと働き続けていいのだろうか」
仕事をしたくないわけではありません。
働くこと自体を否定したいわけでもありません。
ただ、毎日の仕事を繰り返すうちに、少しずつ違和感を感じるようになりました。
評価制度への違和感。
組織の中で、自分の意見を言わずに従うこと。
毎年同じことを繰り返しているように感じること。
そして、仕事が終わっても、頭の中から会社がなかなか切れないこと。
最初は「仕事が大変だから」くらいに考えていました。
でも、考えていくうちに、もっと大きな問題に気づきました。
奪われているのは、仕事の時間だけではない。
自分の人生そのものではないか。
そう感じるようになったのです。
1.「やりたい仕事」があったから転職したわけではない
私の場合、転職のきっかけは、
「この仕事がしたい!」
という明確な目標が見つかったからではありません。
むしろ逆でした。
最初にあったのは、
「このままでは嫌だ」
という感覚です。
そして、その次に出てきたのが、
「自分の時間を取り戻したい」
という気持ちでした。
転職というと、
「やりたい仕事を見つけた」
「キャリアアップした」
「年収を上げた」
といった理由がよく語られます。
もちろん、それも立派な転職理由です。
でも、すべての人が「やりたい仕事」を持っているわけではありません。
私もそうでした。
明確な夢があったわけではありません。
ただ、
このまま人生の大部分を会社に使い続けていいのか。
その疑問が大きくなっていきました。
2.仕事だけではなく「人生」まで奪われる感覚
会社から給料をもらって働く以上、仕事に時間を使うことは当然です。
問題は、労働時間だけではありません。
仕事には、
- 時間
- 体力
- 精神力
- 思考力
- 自由
- 休日
- 将来の可能性
まで使います。
仕事が終われば、それで終わり。
そうならないこともあります。
疲れて帰宅する。
何もする気になれない。
休日は疲労回復に使う。
また月曜日が来る。
そうすると、
仕事以外の人生に使える時間まで少なくなっていきます。
私はそこに強い違和感を持つようになりました。
「仕事のために生きる」という状態が、少しずつ怖くなったのです。
3.「ずっと働きたい」と思えなくなった
以前は、働くことを当たり前のこととして考えていました。
しかし40代になり、時間の感覚が変わりました。
「これから先も、同じように働き続けるのか?」
そう考えるようになったのです。
仕事を辞めたいという単純な話ではありません。
むしろ、
「人生の時間を、これからどう使いたいのか」
という問題でした。
仕事だけで人生が終わってしまうような感覚には、もう納得できませんでした。
もっと自分の時間を持ちたい。
自分が大切だと思うことに時間を使いたい。
仕事以外にも、自分の人生を作りたい。
そう考えるようになりました。
4.「人生まで搾取されたくない」と思った
ここでいう「搾取」は、会社が給料を払わずに働かせるという意味ではありません。
働いた対価として給料をもらう。
それは当然です。
私が問題だと感じたのは、
会社のために使うものが、時間だけではなくなっていたことです。
時間を使う。
体力を使う。
精神力を使う。
考える力を使う。
休日も回復のために使う。
そして、自分の人生に使える時間が少なくなる。
そう考えたとき、
「人生まで会社に持っていかれたくない」
という感覚になりました。
この気づきは、私にとって大きな転換点でした。
5.だから、転職の目的は「仕事探し」ではなかった
私が探していたのは、
「一生続けたい仕事」
ではありませんでした。
探していたのは、
「これからの人生を、自分で考え直せる環境」
でした。
仕事は人生の一部です。
人生そのものではありません。
仕事をするために人生があるのではなく、
自分の人生の中に仕事がある。
そう考え直しました。
だからこそ、
「この仕事がしたい」
という理由がなくても、転職する意味はありました。
「このままでは自分の人生を大切にできない」
それだけでも、十分な理由だったのです。
6.そして、地元に戻った
転職を考える中で、もう一つ大きかったのが、
地元に戻ること
でした。
地元に戻ったことで、精神的な安心感がありました。
慣れた場所。
知っている景色。
自分が落ち着ける環境。
それだけでも、生活の感覚が変わりました。
転職は仕事を変えるだけではありません。
どこで、どのように暮らすのかを選び直すことでもある。
そう実感しました。
私にとって地元に戻ることは、
単なるUターンではありませんでした。
「自分の人生を生きるための土台を取り戻すこと」
でもありました。
7.新しい職場で働きながら、人生について考える
転職先では、造船工作部・造船計画課・造船計画係に配属されました。
転職したからといって、すべての問題が消えたわけではありません。
組織の中で働く以上、
- 人間関係
- 組織のルール
- 情報共有
- 評価
- 周囲との調整
など、考えることはあります。
それでも以前とは違いました。
地元に戻ったことで、生活そのものに安心感がありました。
そして、
「仕事だけが人生ではない」
という視点を持てるようになりました。
これは大きな変化でした。
8.仕事以外の時間を、自分の人生に使う
仕事が人生のすべてではないと考えるようになると、時間の見方も変わりました。
仕事が終わった後。
休日。
自分一人で過ごす時間。
その時間を、
「ただ疲れを取るための時間」
だけにはしたくないと思うようになりました。
そこで始めたのが、
ブログやWeb、SNSなど、自分自身の可能性を広げること
でした。
すぐに大きな収入になるわけではありません。
それでも、
調べる。
考える。
書く。
試す。
改善する。
結果を見る。
この過程そのものが、自分の人生を自分で動かしている感覚につながっています。
9.お金も「人生の自由」として考える
人生を整えるうえで、仕事だけを見直しても十分ではありません。
お金も重要です。
収入が少なければ、嫌な仕事でも辞められません。
固定費が大きければ、自由に使えるお金が減ります。
将来への不安が大きければ、選択肢も狭くなります。
だから私は、
「お金を増やす」だけではなく、「お金によって選択肢を増やす」
ことを意識するようになりました。
固定費を見直す。
無駄な支出を減らす。
使える制度を知る。
資産形成について学ぶ。
そして、必要なら本業以外の収入源についても考える。
お金は目的ではありません。
自分の人生を選ぶための土台の一つ
だと考えています。
10.暮らしも整える
人生を変えようと思うと、仕事だけを変えたくなります。
でも実際には、
仕事・お金・暮らしはつながっています。
仕事で疲れ切っていれば、休日を楽しめません。
お金に余裕がなければ、仕事を選べません。
暮らしが自分に合っていなければ、精神的にも余裕がなくなります。
だから私は、
働き方だけではなく、暮らし方も見直しました。
地元で暮らす。
自分が落ち着ける場所を持つ。
自然や景色を楽しむ。
仕事以外の時間を大切にする。
「何を持っているか」だけではなく、
「どんな時間を過ごしているか」
を考えるようになりました。
11.40代からでも、人生は整え直せる
40代になると、
「今さら変えるのは遅い」
と思うことがあります。
私もそうでした。
でも、人生をすべて一気に変える必要はありません。
仕事を見直す。
お金を見直す。
暮らしを見直す。
時間の使い方を見直す。
自分が大切にしたいものを考える。
一つずつ整えていけばいい。
転職も、その一つでした。
私の場合は、
「やりたい仕事を見つけたから人生が変わった」のではありません。
「このままでは嫌だ」と思ったから、人生を見直し始めた。
その結果として、転職があり、Uターンがあり、暮らしの見直しがあり、ブログを始めることにつながりました。
12.このブログで伝えたいこと
このブログは、転職だけをすすめるブログではありません。
「会社を辞めれば幸せになる」とも思っていません。
人によって、正解は違います。
私が伝えたいのは、
「自分の人生を、自分で考えていい」
ということです。
今の仕事に違和感がある。
このまま働き続けていいのか分からない。
仕事が人生の大部分になっている。
40代になって、これからの時間を意識するようになった。
地元に戻りたい。
お金の不安がある。
もっと自分の時間が欲しい。
そんな人が、一度立ち止まって、
「自分はこれから、どう生きたいのか」
を考えるきっかけになればと思っています。
まとめ|仕事に人生を合わせるのではなく、人生の中に仕事を置く
私が転職した理由は、
「この仕事がしたかったから」
ではありません。
「このままでは、自分の人生を会社に使い続けてしまう」
と思ったからです。
だから、
このままでは嫌だ
↓
自分の時間を取り戻したい
↓
働き方を見直す
↓
地元に戻る
↓
精神的な安心を取り戻す
↓
暮らしを見直す
↓
お金について考える
↓
仕事以外の時間を自分の人生に使う
↓
ブログや副業にも挑戦する
という流れになりました。
転職はゴールではありませんでした。
自分の人生を取り戻すための、一つの選択でした。
地元に戻ったことも、単なるUターンではありません。
自分の人生を生きるための土台を取り戻すことでした。
だから今、私は「40代から人生を整える」というテーマで、この経験を記録しています。
人生を一気に変える必要はありません。
まずは、
「このままでいいのか?」
と立ち止まることからでもいい。
仕事。
お金。
暮らし。
時間。
そして、自分が本当に大切にしたいもの。
一つずつ見直していけばいい。
40代からでも、人生は整え直せる。
このブログでは、私自身の経験をもとに、その過程を記録していきます。
仕事に人生を合わせるのではなく、人生の中に仕事を置く。
それが、これからの私が大切にしたい考え方です。
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