退職を決めたあと、一番緊張したのは上司へ伝える瞬間でした。
引き止められるかもしれない。
気まずくなるかもしれない。
そんなことを考えていました。
しかし、実際に意外だったのは同僚たちの反応でした。
退職の話が少しずつ広まると、
「本当に辞めるんですか?」
「淋しくなりますね」
と声をかけられることが増えました。
正直、驚きました。
自分では当たり前に仕事をしていただけだと思っていたからです。
長年働いていると、目の前の業務に追われ、自分が周囲にどう思われているかを考える機会はあまりありません。
だからこそ、その言葉は嬉しく感じました。
もちろん転職への不安はあります。
それでも、一緒に働いてきた人たちとの時間は無駄ではなかった。
そう思えた出来事でした。
退職は終わりではなく、新しいスタートです。
少し寂しさを感じながらも、前を向いて進んでいこうと思います。


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