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土地は誰のものなのか、という違和感

コラム
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「ここからこっちは、わたしたちの土地」
所有欲のはじまりである。


でもふと、
違うことを考えてしまう。


そもそも土地は、
人間が生まれる前から存在していた。

それを区切って、
「こちら側」「あちら側」と分けているのは、
あとから来た人間だ。


「我々の土地を侵略した」

そういう言葉もある。

ただ、
その“我々”とは誰のことなのか、
考えると少し曖昧になる。


一方で現実には、
戦争や災害で、
住む場所を失う人もいる。

家だけではない。

そこにあった生活や、
思い出まで壊されてしまう。


同僚の中に、
ボランティアで被災地へ行った人がいる。

福島や石川に行って、
現地を見たあと、
価値観が変わったと言っていた。


たぶん、
現地で見ないと分からないものがあるのだと思う。


ニュースで見る「土地」は、
どこか遠い話に見える。

でもその裏には、
生活があって、
人がいて、
日常がある。


ここまで考えて、
いつも思考が止まる。


「じゃあ、何が正しいのか」

その答えは、
まだ自分の中にはない。


ただ一つだけ残る感覚がある。


土地は“所有するもの”なのか、
それとも“生きている場所”なのか。


それを考えると、
簡単に答えを出してはいけない気がする。

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