「同年代っていくら貯金しているの?」
「自分は多い?少ない?」
人には聞きづらい“貯蓄額”。
本記事では公的データをもとに、年代別の平均・中央値を整理し、自分の評価方法と次の一手まで解説します。(出典は 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」)
なぜ“平均”より“中央値”を見るべき?
- 平均:一部の高額資産層が押し上げる
- 中央値:ちょうど真ん中の世帯の金額(現実的な目安)
→ **中央値を超えていれば上位50%**が目安です。
年代別貯蓄額(金融資産保有世帯)
■ 二人以上世帯
20代
平均:約266万円/中央値:約120万円
30代
平均:約874万円/中央値:約315万円
40代
平均:約1,181万円/中央値:約500万円
50代
平均:約1,773万円/中央値:約700万円
60代
平均:約2,499万円/中央値:約1,200万円
70代
平均:約2,162万円/中央値:約1,100万円
■ 単身世帯
20代
平均:約151万円/中央値:約10万円
30代
平均:約599万円/中央値:約130万円
40代
平均:約811万円/中央値:約180万円
50代
平均:約1,212万円/中央値:約200万円
60代
平均:約1,862万円/中央値:約530万円
70代
平均:約1,683万円/中央値:約650万円
データから見える“3つの構造”
① 単身世帯は二極化が強い
単身50代の中央値は約200万円。
「貯められる人」と「ほぼゼロ」の差が拡大しています。
② 60代で大きく増える
退職金の影響で急増。
つまり現役世代の貯蓄は思ったより少ないのが実情。
③ 30~40代が分岐点
ここで貯蓄率の差が広がり、将来に効いてきます。
自分をどう評価する?(3ステップ)
STEP1:中央値と比較
同年代・同世帯構成の中央値を基準に。
超えていれば統計上は上位50%。
STEP2:貯蓄率を計算(最重要)
計算式:
(年間貯蓄額 ÷ 年間手取り収入)×100
目安:
10%未満 → 改善余地あり
10~15% → 平均水準
20%以上 → 優秀
金額より“貯める力”が本質です。
STEP3:将来から逆算
老後2,000万円問題で話題になったのは
金融庁 の報告書。
ただし必要額は人それぞれ。
目標額 → 月いくら必要かを逆算できているかが重要です。
ここから“行動”へ(実践ブロック)
① まずは現状把握(1分)
年間手取り:__万円
年間貯蓄額:__万円
貯蓄率:__%
数字で見るだけで、改善点が見えます。
② 固定費を下げる(即効性)
チェック:
□ スマホは大手キャリア
□ 不要な保険に加入
□ 使っていないサブスク
□ 家賃が手取りの30%超
固定費は一度下げれば自動で続く。
貯蓄率アップの最短ルートです。
③ 余剰資金を“仕組み化”
生活防衛費(目安6か月分)を確保したうえで、
余剰資金は長期・分散で運用を検討。
大切なのは継続できる設計です。
まとめ
- 見るべきは平均ではなく中央値
- 本質は貯蓄率
- 将来は逆算で設計
貯蓄は“才能”ではなく“仕組み”。
数字で現状を把握し、固定費→仕組み化の順で整えれば、着実に改善できます。
まずは貯蓄率を出すところから始めてみてください。
関連記事
▶ 節約している人ほど貧しくなる|その努力、方向がズレてます
▶ 自動化しないと貯まらない構造|意志に頼る人は全員失敗する
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
※記事の内容は筆者の経験・意見に基づくもので、商品・サービスの効果や結果を保証するものではありません。
※サービスの利用や購入は、公式情報・規約を必ず確認のうえ、自己責任で行ってください。


コメント